Facebookビジネスページで人気記事を書くために必要なことは?

2016-616

ビジネスとしてFacebookを活用する企業あるいは個人が、増えてきている。ネットの活用と言えば、従来は、ウェブサイトを立ち上げて、検索エンジンがこのサイトを拾ってくれるのを待つ。あるいは検索連動広告を出すなどしか方法がなかった。ビジネスとしてウェブ展開を行っている我々のような人間には、可能性の拡大ということで、嬉しい変化である。

残念ながら、この可能性を誰でもが手に入れられるわけではない。手にするにはそれなりの工夫が必要だ。今回の記事では、この工夫について検討してみる。

・これまでのネット活用について
Facebookの話を始める前に、従来のネット活用について振り返ってみたい。

従来のネット活用の要は、一言で言えば、検索エンジン対策である。ウェブサイトが少なかった時期は、サイトを作れば、それなりの訪問者が来た。しかしながら、現在のように莫大な数のウェブサイトがネット上にあると、そう簡単に集客することはできない。そこで、検索エンジン対策が必要となる。

検索エンジンとは、例えばある人が「練馬の飲食店」で検索すると、自分のウェブサイトが検索結果画面の上位に表示されるように、工夫することである。今では検索エンジンのアルゴリズムが複雑化して、即効性のある工夫は難しい。それでも、作成しているコンテンツ内に
キーワードとして「練馬」「飲食店」「練馬の飲食店」の言葉を埋め込んでおくと、それなりの効果が期待できる。

何を行えば良いのかが、わかりやすいわけだ。

・Facebookはどの基準で記事を評価しているのか
Facebookビジエスページに記事を投稿する。我々の感じとしては、少なくともファン(ページにいいねした人たち)にはこの記事が配信されると思う。しかし現実は全く違う。記事のより拡散の度合いが全く違うのである。

自分のこれまでの経験からすると、記事の広がり度合いの違いは、20倍以上である。ある記事の配信数はファン数よりもずっと少なく、またある記事ではファン数をはるかに超えて配信される。

Facebookビジネスページを運営する目的は、既存客(ファン)へのサービス提供であると同時に、新たな顧客獲得である。顧客開発のためには、投稿した記事がファン数を超えて配信される必要がある。

ここで問題となるのが、Facebookはどのような基準で配信数を決めているかだ。この基準が解明できれば、記事を書く際に大いに参考となるに違いない。しかし、この基準はどこに書いてあるわけでもなく、検索エンジン対応よりもずっと難しい。

ではどうするか。

・結論
自分自身で色々と実験してみた。そしてわかったのは、Facebookの基準が割と簡単であることだ。それは、運営しているFacebookの特徴にあった記事が、より広範囲に配信されることである。当たり前のような話だが、実はここで多くのFacebookビジネスページは失敗している。

例えば、飲食店のビジネスページなどでは、大概はページのタイトルを店名にしている。チェーン店などの名の知れたお店ならば別だが、個人運営の飲食店では、全く間違った方法である。先にも書いたように、Facebookが評価する記事は、そのビジネスページの特徴と合致したものである。で、店名では、そのページの特徴をFacebookが理解できないのである。当然ながら、どんなに素晴らしい記事を書いたとしても、その記事は評価されない。

ではどうするか。ビジネスページはロゴマークが掲載できるスペースがある。店名はロゴマーク表示するようにして、ビジネスページのタイトルは店名ではなく、具体的に行っていることを記載する。「石神井公園の手打ち蕎麦屋」などだ。

まずこれで蕎麦屋のビジネスページであることをFacebookが理解する。蕎麦に関する記事を投稿すれば、それでこの投稿がある程度の広がりで配信されることになる。もう一つ重要なポイントがある。飲食店などのローカルなビジネスを展開している場合は、地名は必須である。

Facebookはローカルビジネス支援のスタンスを取っており、地域情報的な記事の場合は、その地域に住んでいるFacebookユーザーに向けて多く配信する傾向がある。その地域の季節ごとの変化と料理メニューの変更などを合わせた記事を作成すれば、それだけFacebookに評価されることになるわけだ。