Evernoteの効果的な使い方

kintoki

evernoteの評判を聞いて、使い始める人は多い。しかし、それから長く使い続ける人は少ない。evernoteの機能が劣っているという訳ではない。最初のうちは、その良さがなかなか実感できないからだ。一つの書類(ノート)にPCやスマフォからアクセスし編集できるのは、確かに便利だが、それ以上の利点が見つけられずに、いつの間にか使わなくなってしまう。

もったいない話である。evernoteの便利さがわかってくるのは、ある程度使い続けてからだ。かくいう自分もそうであって、運営するビジネスブログの原稿をevernoteで書くようになってからである。使っては中止、使っては中止。そんなことを何回も繰り返してきた。

・取材メモとしての便利さ
evernoteの便利さが実感できるようになったのは、記事作成のため取材時からである。正確な内容の記事を書くためには、ネットなどの取材が必要となる。一つの記事を書くためには10以上のサイトを見ることになる。もちろんこれらのサイトそれぞれを詳細に読んでいる時間はない。まず大体のあたりをつけて、良さそうなサイトについては深く読むこんでいく。そのような取材パターンである。

問題となるのは、これら目星をつけたサイトをどのように記憶しておくかだ。ブラウザーのタブ全開といった方法もあるだろうが、また別の記事で参考としたい時もあるだろう。ブックマークも良いかもしれないが、自分の場合はすでのブックマークが巨大になりすぎているので、これも意味がない。

ここでevernoteである。Chromeの拡張機能として、evernote webclipというものがある。詳しい説明は省くが、今見ているウェブページをアイコンクリックで、evernoteに登録するものである。リンクあるいはページそのものを保存することができる機能であり、記事を書くにはこれほど便利なツールはないと言える。ネット上のまとまった情報の多くは PDF形式である。このデータも丸ごと保存できるのも嬉しいところだ。ビジネスブログを展開して記事を書くことが仕事の人には、evernoteはオススメだ。

・情報整理としての便利
先にも書いたが、evernoteが威力を発揮するのは、ある程度の情報量が集まった頃からだ。記事の本数。参考サイトとPDF関連データなど。ここで心配となるのが、情報の整理である。この情報の整理がうまくいかなければ、たんなる雑多な情報の集まりにしかすぎないことになる。

evernoteではこのあたりの事情はどのようになっているのだろうか。自分の場合はどうなっているのか。参考例として紹介してみる。自分の場合のevernoteの使い方は、日常業務の記録として使っている。本日の行動記録。そして基本的には毎日記事を書いているので、その記事の原稿である。先に書いたように、記事を作成するには参考となるデータも検証する必要があるので、有益なウェブサイトも記録しておく。

このようなある意味日記的な使い方の場合、他のツールを使った時は、実際は避けるべき方法である。日々の活動記録だと、その記録にある記事の内容を、後から判別することは難しいからだ。例えば6月21日の作業日誌的なタイトルにすると、そこの何が書いてあるのかはわからない。

evernoteの強力な利点の一つは、複数の分類を同時に行うことができるところだ。日記的なノートを自分のように作成しているとする。タイトルはそのままでも、内容によって分類できる。その機能がタグである。今書いているノートのタイトルは、「6月9日木曜日の作業日誌」である。そして今書いている記事の内容は、evernoteなので、タグとしてevernoteと設定する。

タグ一覧表示の機能がevernoteにはあるので、そのタグ一覧から「evernote」をクリックすると、evernoteについて考察した記事一覧は参考資料一覧が表示される。題名ではわからない6月9日木曜日の作業日誌も当然表示されることになる。

ビジネスブログでは過去に公開した複数の記事をまとめて、また別の記事に仕上げる方法がよく利用される。そのような際にも、大いに役立つ機能である。