楽観と悲観の間で

世界で、4日間に10 万人の新型コロナ肺炎の感染者が増加した。恐怖を覚える数字であるが、数字が増えるのは悪いことばかりではない。事例が多くなることで、この新型コロナ肺炎に対して客観的に向き合える機会も増えることになるからだ。

事例が少ない時には、特に目立つことに目が行きがちである。悲劇的なので例として取り上げるのも申し訳ないのだが、例えばイタリア。この国の事例だけをみていると、新型コロナ肺炎は非常に死亡率の高い感染症となる。しかし韓国やドイツのように感染者数は多いが、死亡者の少ない国の事例もある。

新型コロナ肺炎は危険な感染症であることは間違いないが、パニックになるほどでもない。事例が多くなると冷静な判断ができるようになるわけだ。

利点と言ってはなんだが、事例が増えることには良い面もある。それはファクトに基づいた本当の専門家による記事情報が増えていることだ。

メディアなどによく登場するようになった感染症の専門家。能力を疑うわけでもないのだが、過去の知識が豊富というような専門家のような感じがしてならない。本サイトでもすでに述べているように、過去の経験がそのまま役立つとも限らない。変な先入観となってしまい、間違った方向をとる可能性もある。

未知の感染症に関しては、やはり今出てきているデータをちゃんと読み取れる専門家が必要ではないのか。メディアに出てばかりの専門家に果たしてそのデータを読み取り解析する時間がそもそもあるのか。

その点では、ネット上では信頼できる人たちの活躍が目立ってきているのは、喜ばしい傾向ではないだろうか。例えば山中教授が立ち上げた情報サイトなどだ。

https://www.covid19-yamanaka.com/

新型コロナ肺炎対策はこれからも続けていかなければならないものである。指針としての働きをこのサイトがはっきしてくれることを願うばかりだ。