嘘つき政府ではこの危機を乗り越えることはできない

クルーズ船のゴタゴタ騒ぎの間に、事態は別次元となったようだ。感染源あるいは感染経路が特定できない事態。つまりは、誰でもが感染する可能性がありまた同時に自分が感染源になる可能性が出てきたわけである。

特定の人物を槍玉にあげることで、根本的な問題から目を背けてきたこの国の社会である。この新型肺炎の場合もそうだ。中国悪者論を盛んに流布している連中はその典型であろう。しかしすでに書いているように、そんな時期は過ぎてしまった。誰かのせいにしても全く意味がないのである。

このような事態になった場合、では私たちはどのように行動すれば良いのだろうか。正確な情報に基づいた的確な行動。ある意味では当たり前のことではあるのだが、これを実現するのはかなり難しいと言える。なぜならば、このことを実現するためには、自分の考え方を変える必要があるからだ。

新型肺炎については素人から専門家まで多様な意見をネット上で表明している。私がそれらの意見というか偏見というかに違和感を覚えるのは、ほとんどの発言者は自分はその肺炎にかからない特別な存在だと思っていることだ。なんの根拠もない自信であるが、このような考え方をしている限りは、先の当たり前のことは実現できない。

その例が、いまだに電車内で口も塞がずに咳を平気でしている人間が多いことだ。自分は新型肺炎に無関係であると、勝手に思い込んでいるだけであり、このような人間が新型肺炎の感染源になることは間違いない。

もう一つの大きな問題が、現在の政府である。嘘つきの政府である。人によっては大した嘘ではないと思っているようだ。考えの相当甘いというか判断力が随分と不足している人である。

嘘を隠蔽するために役人が動いている、このことが最大の問題なのである。

色々と問題を起こす議員がいてもそれは良いであろう。少なくとも勝手に議員になれるわけでもなく、選挙で選ばれた=住民の意向の反映であるからだ。問題議員がいたとすれば、それは全てその議員を選んだ住民の責任なのである。

役人特に国家官僚はどうか。公務員試験というものを通った連中のことだが、果たしてその試験とはどのようなものか。多分むづかしいのだろうが、そのむづかしさの中身が問題だ。役人村への通行書のようなものではないのか。つまりは自分たち組織に適合した人間だけを選ぶ内容だと想像できる。

つまりは自分都合の人間たちの集団なのであるが、政治家が制御している限りでは、それでも民意を反映した組織だと言えるだろう。

しかし、政治家が官僚に引目を感じている現在。嘘つきの尻拭いで官僚に世話になっているから。

これでは、どうしようもない。先に述べたように国家公務員試験からして、自分都合の良い人間を選ぶためのシステムにしか過ぎない。このような人間たちが現在のような緊急事態に十分に対応できるとは思わない。今回のクルーズ船の例でもよくわかることだ。ただいたずらに感染者を増やすだけの愚作を展開しているだけである。

嘘つき内閣では、まさに私自身の命が危ない状況である。もうオリンピックなんかどうでも良いだろう。