新型コロナ年代記4:WHOサイトを和訳する

私自身としては医学的な知識など皆無であり、今回の新型肺炎に関しては何もできることはないのだが、それでも何かできることがあるのではないか、と考えてみた。できることは、正しいあるいは価値ある情報がちゃんと人々に伝わることの手助けぐらいであろう。そこで今回はWHOサイトを和訳してみた。日本メディアのように元情報を隠す傾向のあるところでは、自分勝手ではあるが、それなりの意味があると、思うからだ。

■マスク利用について:マスクが必要な場合。そして正しい使い方とは

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public/when-and-how-to-use-masks

トイレットペーパーの買い占めについては馬鹿馬鹿しい行動をするものがいるのだと呆れている人でも、マスクについてはどうであろうか。店頭に出ればできれば多く購入したいと思っている人も多いのでは。マスクに関してのWHOの見解を和訳してみる。

  • 健康な人はマスクは必要ない。マスクが必要なのは、新型肺炎感染者あるいはそれを疑われる人に接する人だけである。
  • 自分が咳やくしゃみをしている人はマスクをする必要がある
  • マスクが効果的なのは手洗いなど他の方策と併用した場合のみである
  • マスクを利用する際には、正しい使い方をしなければ意味がない

マスクを利用すべきなのはどのような場合か
https://youtu.be/Ded_AxFfJoQ

  • マスクが新型肺炎の感染を防ぐ効果は実証されたものではない→防御としての役割はない。
  • 熱、咳そして息苦しさを感じる人は、新型肺炎に感染している可能性があるので、他の人に広げないためにもマスクをする必要がある。
  • 健康な人でも感染者あるいは疑われる人と同室になる場合(看護など)はマスクをする必要がある

マスクの正しい使い方動画
https://youtu.be/lrvFrH_npQI

  • マスクを使う前にまず石鹸などで手洗いして、手についているかもしれない病原菌を除菌する
  • 鼻と口をマスクで覆い、顔とマスクとの間に隙間がないようにする
  • マスクに触ってはダメである。触った場合はすぐに手洗いをする
  • 湿ったマスク(咳などで)はすぐに新しいものとかえる。繰り返し使うのもダメである
  • マスクをかえるときあるいは外す時は、マスク面に触ってはダメである。とめ紐だけに触れること。またマスクを捨てるのは密閉された容器に。

口で説明されてもわからないところもあるが、ちゃんと動画で説明されているので、これからは正しいマスクの利用方法もわかる。

新型コロナ年代記3:信頼できる情報源を自分で構築する

このようなご時世になると、色々な情報が飛び交うことになる。ネットで簡単に情報が得られるようになったのは良いのだが、逆にでたらめな情報により、本当につまらない行動が誘発されるようになってきている。トイレットペーパーの買い占め騒動などはその例である。

コクミンドラッグのように人の弱みに漬け込んで不当に儲けようとしているあくどい業者が多い。このような奴らにごまかされないためにも、信頼できる情報源を自分なりに工夫して構築しておく必要がある。どのようにして構築するのか。以下の2点である。

・ Twitterなどの匿名性を基本とするサービスは利用しない。無責任な言動が多く、素人が専門顔して根拠のないことを言いふらしているからだ。これこそ噂であるが、このトイレットペーパー騒動の発信源となったのは、どうもTwitterらしい。

・一次情報源を知る
多くの情報は伝聞である。大切なことは伝聞の元となっている一次の情報を知ることである。余計なバイアスがかかっていないので、正確な情報が得られる可能性が高い。

どのようなものが一次情報なのであろうか。具体的な例がWHOである。WHOでは次のようなサイトを開設している。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019

マスクが本当に必要なのか。あるいはマスクの正しい付け方。どんなときに診察を受けるべきかなどが動画で丁寧に説明されている。日本語ではないが、平易な英語で字幕もついているから、大体は理解できるだろう。

それにしても、日本のメディアは某国策放送会社を含めて、WHOはこんなことを言っていると書きながらこのサイトへのリンクを一切行っていない。自分たちで情報を独占して人々に教えてやるという偉そう立場を保持したいのだろうか。情けない。

0円から始める写真愛好家のための超入門講座:効果的な撮影方法

若いうちは、色々なことを見聞したり経験したりすることは意味のあることだが、私のような年代になってくると、新しいものに次から次へと飛びつくよりも、一つのことにじっくりと取り組む方がもっと重要だと思えてくる。

もちろんただ思っているだけでは実現できない。何かしら行動を起こす必要があるのだが、それらの行動のうちで、私が価値があると思うのは、自分を表現するものである。例えば絵であったりまたは写真であったりなどだ。

これは以前の記事でも書いたことだが、観光地を団体でゾロソロと歩くだけでは、あまりにも悲しいものである。同じ観光地にいる人たちでも、絵を描いている人や写真を撮影している人の方がずっと生き生きしていると、私には思える。

このサイトでは特にそのような写真愛好家の人たちに向けての情報を発信している。もちろん自分の好き勝手に写真撮影することも楽しいに違いないのだが、いつも同じような写真ばかりでは自分自身で飽きてしまい、結局は写真撮影すること自体をやめてしまうことにもなりかねない。

せっかく取り組んだことなのに、とても残念なことである。基本を知ることで自分でも予想もできなかった素晴らしい写真が撮影できるようになる。活動が続くことはもちろん、新しい展開も考えられる。

例えばどうであろうか。撮影したものをネットで公開するなど。現在はこの国の風物に大して世界中の人が注目していると言っても過言ではないだろう。ですからネットで自分写真集などを発表したら、外国の人も訪問することも十分ありうる話である。また別の機会にネットで自分写真を公開する簡単な手順を解説したいと予定しているのだが、まず今回の記事で解説したいことは、効果的な写真撮影の工夫を紹介してみたい。どれも簡単なことなのでが、これらの工夫を頭の片隅に置いておくだけでも、見違えるような写真撮影ができることはまずは間違いないであろう。

1)写真は表現である
簡単だと言いながらのっけから難しそうな話をする。まあそのように思う人がいるかもしれないが、一番重要なことなので、最初に書いておくことにする。もちろん難しいことではない。

自分の体験を思い起こして欲しい。つまらない映画やテレビドラマあるいは講演会でも良い。共通するものがあることがわかるだろう。共通することとは、その話がどこにいくかよくわからない時である。

多くの人の写真も残念ながらこのようなものなのである。何が言いたいのか、さっぱりわからない、そんな写真である。なぜこのようになってしまうのだろうか。写真が表現であることを理解していないからだ。

写真撮影の工程を検討してみよう。まずは自分が気に入った風景や事物に出会ったとする。当然ここでシャッターを押すことになるのだが、大概の人は、なぜその風景や事物が自分の気に入ったのかを考えずにシャッターを押している。で、その写真を見た人は、その写真のどこを見たら良いのかわからずに、困ってしまうわけだ。よっぽどの人でない限りは、その写真について文句をいう人がいないので、撮影した本人もその写真にある欠点に気がつかないことになる。

表現とは単純なことで、その風景あるいは事物のどこに気が惹かれたのか、それを考えることであり、またそれを写真として写とることである。具体的な訓練方法としては、写真を取りっぱなしにするのではなく、しばらく時間を置いて眺めてみること。何に感動したのか思い起こさせるような写真ならばそれは成功したもの。なんでこんな写真を取ったのかわからない場合は、まあ失敗作であろう。このような経験を積んで行けば、どのように表現して良いのかわかるはずであるる。

ちょっと抽象的過ぎたかもしれない。その表現を実現するための具体的な方法を次は紹介していくことにする。

2)注目点を絞り込む
実践するとして一番簡単な方法がこれである。気に入った実物を写真のメインとして大きく撮影することである。鳥などの事物の場合は、簡単であろう。ただし風景の場合はちょっとした工夫が必要である。例えば湖を撮影したとする。その時に気に入ったのは何か。水面なのかあるいは湖を取り巻く土産物屋などの建物なのか。気に入った方がより多くの面積をしめるような写真を撮影する必要があるだろう。

砂漠の幹線道路沿いで水を売る人だろうか。昔ならラクダのキャラバン隊がこの人たちの住むオアシスに立ち寄ったのだろうが。この写真家の上手だと思えるところは、背景の車も撮影しているところ。この人たちだけの写真では意味が伝わりにくいかもしれないが、この車があるだけで状況がいっぺんに理解できるようになっている。

https://www.worldphoto.org/sony-world-photography-awards/winners-galleries/2019/national-awards/winners/2019-national-awards#&gid=1&pid=69

3)上下への視点移動
立ったままの姿勢で撮影している人は多い。別段悪いことでもないのだが、日常的な視点なので、写真としてはそれほど面白くはないだろう。表現とはまた発見でもある。多分以下のような角度からのキリンの写真を見たことのある人はいないだろう。撮影者の発見である。

https://www.worldphoto.org/sony-world-photography-awards/winners-galleries/2019/national-awards/winners/2019-national-awards#&gid=1&pid=21

4)近くと遠く

https://www.worldphoto.org/sony-world-photography-awards/winners-galleries/2019/national-awards/winners/2019-national-awards#&gid=1&pid=4

撮影の主題をはっきりさせる点ではターゲットに接近して撮影するのが効果的である。しかし逆の方法もまた面白い効果を生み出すことがある。ターゲットを遠くから撮影する方法である。

この方法が特に面白いと思うのは、写真が自然と物語となるところだ。こんな広い空間を一列に並んで歩いている人々。どのようなことでこのような歩き方をしているのだろうか。家族なのか、どこに行こうとしているのか。みる人の想像がどんどんと広がっていく表現となる可能性がある。

5)光の効果

https://www.worldphoto.org/sony-world-photography-awards/winners-galleries/2019/national-awards/winners/2019-national-awards#&gid=1&pid=18

平凡な事物や風景でも光を意識して撮影すると、表現力のある写真となる可能性がある。この光を意識した写真撮影だが、次のことをポイントとするとより効果的である。

・自然光が一番
どんなにベテランな照明マンでも、自然光の威力にはかなわない。例えば料理の写真にしても、これはすごいなと思うのは、ほとんどが自然光で撮影されたものである。そして自然光が便利なのは、ほとんど細工を必要としないこと。窓際に料理を持っていって撮影するだけで、プロ級の料理写真になる。

・逆光を活用する
逆光とは、事物の裏側に光があることである。参考写真の窓際の瓶などが良い例である。一般的には逆光はよくないとされているのだが、そんなことはかい。立体感が強調されたりして、独特な世界を作り出す。素人写真から抜け出すための最良の方法とも言える。