怖いスマフォ脳から身を守る

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電車の乗客がほとんどスマフォを見ている。今では普通となった風景です。まあ下を見ながらのスマフォならば、こちらとしては困ったことはありませんが、たまにスマフォを正面にかざしながら見ている人がいます。別段興味がある訳ではありませんが、自然とそちらの方へ視線が。そしてびっくりするのは、そのアホ顔です。顔の造作については人のことはとやかくいうほどの人間ではわたくしはありませんが、そのアホ顔表情だけは、人前に晒すのだけはよして欲しいところです。

最近ネット上でよく耳にする言葉の一つに「スマフォ脳」というものがあります。スマフォを長時間利用することで、脳の機能が著しく低下してしまうものです。このスマフォ脳が怖いところは、自覚症状が全くないことです。気が付いて見たら、すでに回復不可能なほど深刻化している。よくあることです。またこのスマフォ脳は外見的な特徴はありません。最近は、奇妙な自動車事故が続いていますね。暴走事故などはどうかはわかりませんが、高速道路での逆走。前方を確認しないでの右折などなど。これらの事故の多くはもしかしたらスマフォ脳が大いに関係しているかもしれません。ただし先にも書きましたように、外見的な特徴はないので、事故原因としてはあげられないのでしょう。

ではこの危険なスマフォ脳から自分を守るためには、何をしたら良いのでしょうか。身を守ることについては2点ありますので、それぞれでの対策が必要となります。
・相手がスマフォ脳な場合
・自分がスマフォ脳になっている場合

電車内での最近の様子。あるいは駅員などが何度注意しても止まらないスマフォ歩き。自分が社会で出会う人の少なくない部分が、すでにスマフォ脳になっている可能性があります。このことは少し自転車で近所を走ってみれば、すぐに実感できることです。脇道からの飛び出しなど今では普通のことです。

このような場面に遭遇した人で、相手を怒鳴っているのを見かけることがあります。気持ちはわかりますが、これは全くダメな対処方法です。スマフォ脳の人間には、すでに正常な判断力が失われており、何かを言ったとしてもまさに聞く耳を持たない訳です。そして何よりも大切なことは、例えば運悪く衝突してしまった時は、自転車から道路に投げ出されて痛い目に会うのは、自分なのです。相手をどのように非難しようとも、この痛さが消えることはありません。

自分は直進だからこのまま進む権利がある。怒鳴ることの根拠でしょう。でもそんな権利は、スマフォ脳の人が多い現状では何も役立ちません。大津事故の原因詳細はまだわかりませんが、直進車の運転手にこの権利意識があったことはまずは間違いありません。

大事なのは、事故回避です。何回も言いますが、権利などはどうでも良いこと。ですから脇道から自転車が飛び出すのは、もう当たり前だと考えて、そのような場所に来たら、よく注意すること。そして脇道を走っている人がいたら、必ず飛び出してくるくらいの心もちで準備をしておく必要があるのです。そしてさらに大事なのは、もし飛び出し場面に遭遇したら、怒鳴り散らすのではなく、どのような人間が飛び出したのか、よく観察することです。

スマフォ脳の人には外見的な特徴がない、と先に書きました。具体的な特徴はありませんが、全体の雰囲気として、その人がスマフォ脳かどうかがわかるようになるものです。スマフォ歩きをしている人間をよく観察するのも良いかも。スマフォ脳の人間が区別できるようになれば、大きなトラブルに巻き込まれることは回避できます。

さて次は、自分自身のこと。これには多くの人が興味があるのでは。自分がスマフォ脳になっているのではないか、ちょっと心配になって来ますね。スマフォ脳と認知症とは基本的には同じものであり、まだちゃんとした調査が行われている訳ではありませんが、近い将来、スマフォ脳と認知症との関係が明らかになるかもしれません。

スマフォ脳になるのを防ぐにはどうするか。あるいはすでにスマフォ脳になっている人は、どのようにして改善していくのか。今回記事の中心的なところとなります。*以下の内容の基本となっているのは、「スタンフォードの自分を変える教室」:大和書房から、自分がスマフォ脳対策に役立つと思って抜粋したものです。どこかの似非国粋主義者のように黙って人のものをパクるものではありませんので、ご了承願います。

ネット上でも、スマフォ脳からの脱出的な記事が多いです。それぞれの記事が間違っている訳ではありませんが、前提条件的なことを抜かしてそれらの記事で推奨されていることを実践してみても、それほど効果は上がりません。私自身が他の分野で散々経験して来たことだから。まずは、以下の前提条件を頭に入れて欲しいところです。

・原理を知ること:
他の人の記事のパクリなどは論外ですが、自分の意見であり経験がある記事でも注意が必要です。その人だけに効果がある場合も多々ありますので、原理的に検討された方法を使うことが大切となります。

・短期間では絶対に失敗する:
最近の実用書の流行りなのかどうか。短期間で成果があげるなどの話が多いようです。しかしこのような方法は絶対に失敗します。一時的には効果がある感じもしますが、それが長続きせずに、逆に始めた時よりも事態が悪くなる場合が多いですので、こちらも注意です。

・自己責任もほどほどに:
何かにチャレンジして失敗すると、わたしたちは自分のことをひどく責めるものです。忍耐力がない。やる気が続かない。などなど。次から次への自分を非難する言葉が頭に浮かんで来ます。実はこの考えがチャレンジが失敗する原因なのです。例えばあることを月曜日から土曜日まで続けることに成功しました。しかし残念ながら日曜日はサボってしまいました。この後どうなるのでしょうか。チャレンジ自体をやめてしまうのです。先に書いたような自己非難により。冷静に考えれば、また月曜日から再開すれば良いだけの話。すでに6日間続ける力があったのですから。一日の失敗より、こちらの方がずっと貴重なはず。

さて具体的な方策について、考えていきましょう。本記事を読んでいる方にはぜひオススメしたいのは、この本全部を読むことです。本記事で紹介するのは、本の一部であり、他にもたくさんの意外な発見があります。

「考えないようにすることは、大変難しい」。本記事で話題としているスマフォについて、使わないよう、あるいはその存在を忘れようとすると、逆にスマフォのことばかりが頭に浮かぶようになります。これだと、スマフォの利用を適切にしようとしても、無理なことです。

ですから、スマフォ脳から脱出するために、スマフォのことは考えない、というのは全く間違った方向となる訳です。スマフォのことが頭に浮かんだとしても、それはそれとして受け止めることが大事です。しかし、スマフォのことが浮かんだからといって、そのスマフォを使うこととは別のこと。ここは自覚的になる必要があります。スマフォのことは頭から消すことはできませんが、使わないようにすることはできる訳です。

スマフォが使いたくなったらどうするのか。一番良くないのは、気が付いてみたらスマフォを使っていた状況です。電車に乗って席に座るや否やスマフォを取り出して見始める人がいます。まさにこの人なんかは典型的なもので、自覚もなしにスマフォを使っている。すでにスマフォ脳の状態が随分と進行しています。

今この時、自転車に乗っている時にスマフォを見るとはどのようなことか。立ち止まって考えれば、いかにこのことが危険かは自分自身で認識できるでしょう。考えてみるに、スマフォ歩きの連中の類などは、現実逃避なのです。歩くのを苦痛に思っているから、スマフォを見ることでその苦痛を忘れる。満員電車が辛いからその辛さから逃れるためにスマフォを見る。その瞬間は良いかもしれませんが、他のことでも必ず現実逃避することになるので、まさに自分自身を日々殺しているようなものなのです。

ただ禁止する方向で考えるのではなく、積極的な面にスマフォを見る行動を向けるのも、効果的なものです。電車でスマフォを見ている人は、大概は暇つぶしでしょう。電車に乗っているのが退屈などの理由で。スマフォの利点は、人によりそれぞれの使い方ができるところにあります。暇つぶしにゲームでもやっているのならば、電子書籍アプリを開いて本でも読んだらどうでしょうか。同じ時間を無駄に過ごすよりも、自分の人生にとって随分と有益になります。

ちょっとまとまりのない話とはなりましたが、スマフォ脳はとても危険なもの。そのことを自覚して、もしスマフォ脳になっているならば、早めの対処をオススメします。大きな事故を起こしてからでは、遅すぎるのです。誰でも大津事故のようなことは経験したくないでしょ。

 

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