スタンフォード式が優れているのは

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〇〇大学式の〇〇実践法など、大学名をタイトルにしている実用書は、売れ行きが予想できるので、出版社にとってはありがたい分野です。特に最近のような本の売れ行きが芳しくないご時世では。

読み手としては、この種の本を選ぶには注意が必要です。悪い本があるということではなくて、それぞれの本での適した読み方があり、それを間違えると思ったような効果が得られない場合が多いからです。〇〇大学式の本は大まかに2種類に分かれます。まずはこの点が要チェックです。

確かに当の大学を卒業しているのだが、その本に書かれていることはあくまでも個人的な経験に基づいたものである。これが一つです。この種の本の難しいところは、原因と結果が判然としないところにあります。優れた人が実践した方法だから成果があげられるのか。あるいはその逆でこの方法を実践すると、優れた人になれるのか。前者の場合ですと、書かれている方法を実践して成果を上げるためには、まず優れた人になる必要があります。つまりはまずは他の本などで、自分の能力を上げてからでないと、成果は上げられないことになります。

著者の経験が書かれているところは、前者と同じですが、もう一つはその大学流の方式がちゃんとバックグラウンドにあるものです。もちろん、だからといって、こちら流儀の本全てが価値がある、ということでもありません。前者のような本でも優れたものがあるように。

ただ後者の場合、ある一つの本が良いなと思った場合は、同じ大学式をうたっている他の本でも自分にあっている可能性が高いことは確かです。間違いのない選択ができることになります。

後者の例で言いますと、わたくしの個人的な経験ではありますが、「スタンフォードの」あるいは「スタンフォード式」などのタイトルがついた本は、質が高いと感じております。実際、所有している何冊かの本は、なんども読み返しているくらいですから。

米国の西海岸に位置するスタンフォード大学は、ここでの説明は必要ないほどの有名大学で、超優秀な学生が集まる大学です。学力的に有名な大学は多数ありますが、スタンフォード大学がそれらの大学と全く異なるのは、体育活動に関しても、全米でトップクラスにランクされていることです。直近の世界大学ランキングはわかりませんが、確か、あの有名なハーバード大学よりも上位だったと思います。この総合力が評価されたのか。

上記の大学概要と、スタンフォード式的な本が優れているところには、何か関係があるのでしょうか。これはあくまでもわたくしの考えですが、大いに関係があると思います。そしてその関係とは具体的に言えば、理論と実践とが効果的に噛み合わさっていることです。ちょっと悪口的な話とはなりますが、〇〇大学卒の人が書いた本は、大概は実践論的な話ばかりです。つまりはその話がどのくらいの一般性を持つのかがはっきりしません。

まさにわたくし自身の個人的な経験であり、一般化することは難しのは承知ですが、実用書というのは実はとても怖い種類の本なのです。何故か、その本を読むことで逆にやる気がなくなってしまう。具体的には、自分の能力を見限ってしまうことです。こんなこともできない自分はもうだめだ、など。わたくしも危なくプログラミングの習得を諦めれる事態に陥ったのは、自分に合っていない本を選んだからです。

では具体的に、スタンフォード式の本で優れているとわたしが判断したのは、どのような本でしょうか。個別の本の紹介について、これから随時掲載していきますので、楽しみにしていてください。

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