復興以上の桜田を選んだ千葉8区とは?

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トンデモ発言を繰り返していた桜田なにがし大臣が、やめました。というかクビ。当然の話ではありますが、桜田なにがしの個人的な資質についてはすでに各メディアが伝えていますので、私が何かを加えることもありません。それよりも私の最近の関心事は、議員個人の資質よりも、そのような人物を選んでしまう選挙民の方に関心があります。何故このような人物を選んでしまうのか。その理由が知りたいところなのです。

桜田なにがしの選挙区は千葉8区です。柏市や我孫子市が中心の選挙区となります。都心からは一見遠く離れているようですが、メインの交通手段となっている常磐線の快速は文字どおり快速スピードですので、都心への通勤は便利です。湖水地域ですので自然は豊かであり、都心に勤めている人たちにとっては人気のある住宅地ではないでしょうか。

新しく流入してくる人が多い地域の特徴として、千葉8区は無党派層が多いとされています。実際に選挙結果をみてみると、桜田なにがしも何回か落選しているように、選挙結果は流動的です。議員としても緊張感を強いられる選挙区なのです。

しかしこの傾向が顕著に変わってくるのが、2012年の総選挙です。2011年の東北大震災およびフクシマの原発事故は時の政権への信頼感を一挙に吹き飛ばしました。その結果、2012年の総選挙では政権が変わることになったわけです。この選挙で当選した桜田なにがしはその後の選挙でも勝利し、安定した議員生活を送ることになりました。徐々に党での地位も向上し、ついには念願の大臣になることができました。

それ以前の流動的であった選挙と何が変化したのでしょうか。桜田なにがしが選ばれるようになった原因があるのではないか。ということで、私なりに千葉8区の選挙傾向を分析してみました。

先にも書きましたようにこの千葉8区は無党派層が多いとされています。選挙結果にもそのことは現れています。しかし全ての住民が無党派層ではありません。旧住民(適切な言葉かどうか?)の層はまた無党派層とは違った動きをします。従来からの定説通りに地縁、血縁が行動の原理となっているでしょう(ちなみに桜田なにがしは地元出身)。自分たちの利益さえ確保できれば、桜田なにがしがどのような資質の人間でも一向に御構い無し。問題大臣が次から次へと生まれる土壌です。実際、桜田なにがしの発言は何も大臣になってからだけのものではありません。いくつか具体的な例を掲載しておきましょう。*Wikipediaより

ひどい発言のオンパレードといったところ。核武装などの発言もしているわけで、桜田なにがしを支援している組織政党は平和主義などを標榜しているのですが、どうなんでしょうかね。

なぜこのような人間が選挙で選ばれてしまうのか。最近の選挙運動は、争点なき選挙運動といえます。本当のところは大きな争点があるのですけれども、不安な将来を見るようで、どの政党とも触れたがっていません。政党による争点隠しがそれぞれの陣営で行われているわけです。

無党派層の動向としては争点のないところでは、そもそも選挙に参加しないところがあります。投票率も調べてみる必要がありますが、感じとしては全体的に下落傾向ではないでしょうか。このような選挙傾向となると、強いのは組織的な票となります。この千葉8区の近年の選挙運動でまたひとつ特徴的なのは、ある組織的な政党がこの桜田なにがしの支持あるいは推薦を行なっていること。

暴論かもしれませんが、このような選挙傾向になってしまったのは、明確な争点を打ち出さない各政党の怠慢にあることは確かだと思います。投票しましょうしましょうなどと呼びかけても、投票する意味が見出せないところでは、それは無理な話。結局は利益重視で投票する人たちが多いので、まあ桜田なにがしを議員にするような無様なことになるのです。

最近の例では、大阪維新の躍進。明確な争点を打ち出したことで、既存の自分たちの利益だけを守ることを主眼としている連中や組織政党を見事に打ち破ったわけです。本来ならば千葉8区も同じような動きをする選挙区なのです。新しい動きで桜田なにがしのようなものが議員として選ばれないようになってほしいものです。

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