バイトテロと24時間営業の深い関係

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コンビニなどの24時間営業がバイトテロの温床となっている。以前から指摘されていることですが、コンビニチェーン本部はあくまでも24時間営業を死守する構えです。何故、24時間営業に固執するのか、そしてバイトテロの行方は。探ってみました。

不夜城のごとくの繁華街のコンビニは別として、野中の一軒家的なコンビニが深夜コウコウト明かりをつけて営業していることを不思議だと思った人は、多いことでしょう。客もほとんど来ない状態で、バイト代が払えるのかどうか。人ごとながら心配してしまうものです。

もちろん闇雲にコンビニチェーン本部が、24時間営業にこだわっているわけではありません。ちゃんとした理由があることなのです。その理由とは、深夜営業をしていると、着実に昼間の売り上げが伸びること。記憶で書くので正確な数値ではないかもしれませんが、深夜営業していない場合に比較して、そのコンビニでの売り上げは2、3割増加するとのことです。

何故か。これは私の考えではありますが、深夜のコンビニの役割は売り上げよりも広告的なものか、というものです。周辺が暗いところでの営業しているコンビニはとにかく目立つ存在です。その時には買わなくても、何かの都合で何かを欲しい時には、そのコンビニが頭に浮かぶはず。そのコンビニで買うことになるわけです。

でも現在はどうでしょうか。私ごとの話ではありますが、最近引っ越したばかりです。やはり気になるのは周辺地域にどのコンビニがどこにあるかです。気にしながら道などを歩いていれば、その情報はすぐに手に入れることができます。何しろ過剰のようにコンビニがあるわけですから。皆さんはどうでしょうか。ちょっと近くにあるコンビニ各店を頭に思い浮かべてみてください。最低5つのお店。車を利用している人ならば、すぐにでも10ほどは思いつくのではないでしょうか。

スーパーなどで売っている定番商品的なものは、ほとんどはテレビのコマーシャルも打っていません。その手の商品はコマーシャルを打っても売り上げが伸びるわけでもなく、広告自体が無駄なのです。スーパーなどで実際に試してみてください。そういえばこの商品のコマーシャル最近みていないなど思うことでしょう。コンビニもそろそろそのような商品と同じ立場になっているのかもしれません。

その人の頭に浮かんだ5つのコンビニ店のうちで、私のお店を選んでもらうにはどうしたら良いか。深夜の広告塔してそのお店の存在を知ってもらう段階から、次のステップに話は進んでるのかと思います。

コンビニ経営の専門家でも私はありませんが、利用者として話してもそれなりの有効な話はできると思います。まず言えることは、最近のコンビニは疲れている、です。商品棚の整備で手いっぱいで、レジにお客さんがきているのに無反応とか。飲食店などの口コミサイトでその飲食店の評価で一番の要素となるのは、なんといっても従業員の対応を含めたサービスです。料理の美味い不味いは個人的な好みの問題としてそれなりに重視しますが、サービスの不備に関しては、その評価をみただけで、そのお店に行くことはありません。

深夜の人員を確保するために、昼間の人員を少なくしなければならない。どうにも腑に落ちない話でもあります。先にも書きましたが、売り上げの大半は深夜以外での営業です。それなのに昼間の売り上げを阻害するような施策が良いのかどうか。

それからこれはバイトテロに関しての話なのですが、バイトテロの根本の所の考えは、こんな店自分には関係ないよ、といったものです。家族が経営しているコンビニで自分がバイトしているとしたら、このようなバイトテロを行うわけがありません。

自分の家族の店だと思ってくれといっても、それだけでは説得力がありません。そこで考えるのがチームというものです。バイトテロを実行するのは大抵は二人組です。それより多い場合でも偶数です。ここがポイント。偶数というのはチームを作りにくいもの。サッカーは11人でラグビーは15人。この数値は勝手に決めたものではなく、チームは奇数で作るという原理から出てきたものです。昼間のシフトが通常二人で行なっているならば、そこに一人加わるだけでチームとなります。チームの基本は統制力が働くこと。必然的にバイトテロも防ぐことができるわけです。

あるコンビニチェーンは実験をしているそうですが、結果はどうなるか。少なくとも地域特性が異なるところでの実験は必要でしょう。自分たちの都合の良い結果を引き出すだけの実験では意味がないことは、明らかです。

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