英国騒乱は日本の未来

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英国のEUからの離脱(所謂ブレグジット)で英国政治が混乱の極みに達しています。ヨーロッパに経済的な拠点を持つ企業関係者以外の私たちとしては、対岸の火事的なものかもしれません。私たちには直接の関係はないと。しかし、近い将来、日本も同じ問題に直面すると、私は考えています。なぜそうなるのか。今回の記事ではこの問題を検討してみたいと思います。

この前ちょっとした興味があって、現在の日本と中国のGDP比較の表をみてみました。確か2011年ごろは同じくらいのGDPだと記憶していましたが、この表をみて、相当驚いてしまいました。2.5倍あるいは3倍近くになっているのです。もちろん、中国のGDPですが。

道理で、最近はマスコミでもネット上でも反中国的な言動が少なくなっているのか、これで了解したわけです。もともと経済的になんの価値もない尖閣諸島で大騒ぎして、中国との経済関係がうまく行かないようになると困る。こんな実際的な理由なのです。

この経済的な推移で行けば、それこそ近い将来に中国のGDPは日本の5、10倍となるでしょう。そうなるとどうなるか。北朝鮮という不確定要素はありますが、東アジア中国経済圏が確立するでしょうし、またその発展形としての大東亜共栄圏が出現するかもしれません。先の大戦での名目的ながらも大目標であったものが実現するわけです。

英国の場合は離脱ですが、日本の場合は参加するかどうかが争点となります。大きな争点となるでしょうが、経済的利益とは強いもので、結局は参加することになるのでは。ただし、それは日本が真の独立国である場合です。

現在のように米国軍隊が駐留するような国では、もっと深刻な国内分裂状態が発生するに違いありません。反中国を想定した現在の安保条約を保ったまま、実現した大東亜共栄圏に参加することはできません。少なくとも、安保条約破棄と米国軍隊の撤退が前提条件でしょう。その時どうするか。

現在の英国のように、分裂した世論の状態での結末。その結末が吉と出るか凶と出るか。近い将来の自分ごととして注意深く見守ってゆく必要が、現在の私たちにはあるのです。

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