ニュース的記事を書くときは特にご注意

Posted on

サイト内の特定の記事に急激に訪問者が増えることがあります。ニュース的な記事の場合です。本サイトでも先日「トヨタも炎上、SNSの難しさとその解決策」という記事を掲載したところ、訪問者数が先週の1500倍にもなりました。別段受け狙いで書いた記事ではないので、この記事を書いた当社メンバーもその反響の大きさに驚いているくらいです。

各サイトのニュース的な記事を集めて表示するニュースポータルサイトというものがあります。これらのサイトですが、最近は大手のサイトばかりではなく、個人運営的なサイトの記事も掲載されることがあります。掲載したとのお知らせもないので特に驚いてしまうのですが、急激に訪問者数が増えた場合は、この種のサイトに掲載された可能性が高いのです。

ここで、ニュース的な記事を各場合は、特に注意が必要となるのです。たとえとしてはよくないですが、いわゆる不適切動画。この動画は最初は個人利用的なサービスに掲載されていたものでした。仲間内でおふざけの意味で、ということです。これが、あるものによって一般公開のサイトにアップされ、それで大騒ぎとなったわけです。

不適切動画などは決して褒められた行為ではありませんが、私たちにも同じような危険性があるのです。それほど人がきているサイトではないので、と甘く考えて後先を考えずに暴言を撒き散らす。そのような記事があっという間にネット上に広がって運営しているサイトの信頼性がなくなってしまう。先のニュースポータルの例からしてないことではないのです。

ではどうするか。ニュース的な記事を書いてはだめだというわけではありません。Googleの検索なんかは、記事内容はもちろん、どのサイトがその記事を公開しているかも重要な価値判断となります。活発なサイトの方が評価は高いので、時には話題性のある記事で人を集めるのも良いでしょう。その際にはニュース的な記事が最適となります。

ただし注意すべき点は、その記事の内容です。決して行ってはいけないことは、事件あるいは事故の当事者となってはいけないことです。当社MORU55の先ほどの投稿記事を例にしてみましょう。

批難している人たちのしり馬に乗って、トヨタを批判することはできます。極端な話ではトヨタは女性蔑視の企業風土があるなど。もう一方では、発信者の流れに立つこともできます。確かに女性ドライバーは運転が下手な人が多いなどです。以上のようにどちらの立場を取るにしても、これが当事者になってしまうことです。必ず片方側の反発を招くだけで、そもそも記事を書く必要もありません。それよりも、どうしてこのようなことが起こるのかの原因を自分なりに解明し、できればその解決策を提示するのが、記事を書く意味です。一緒になって騒ぐ必要はありません。

もう一つ重要なことは運営しているビジネスに関係している事柄に絞る、ということです。人の興味を引きそうだからとなんでもかなでも事件的な話を記事にするのも避けるべきです。運営しているサイトの性格が薄れてしまうから。せっかく読んで欲しいと苦労した記事でも、先に書きましたようにどのサイトが発信しているかも大切な要素ですので、検索上位に表示されない可能性が大です。これではなんのためのサイト運営かがわからなくなってしまいます。

最後に英国の王室が投稿して欲しくない話のガイドラインを発表しています。とても参考となると思いますので、ここで引用しておきます(引用元は毎日新聞)。

王室はアカウント上に「安全な環境」をもたらすのが指針の目的だとし、投稿者に「礼儀と思いやり」を要請。その上で「他人を中傷、侮辱したり、人種や国籍で差別したりするコメント」などについて、王室の判断で削除する可能性があると警告した。