地元のお店のこと:大泉学園

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最近地域のビジネス、ローカルビジネスを主題とした記事を書いておりますが、ではお前はどうなんだということをよく言われるようになりました。ネットでの口利きと実際の生活とか乖離している人も多いので、そのように言われるのでしょうか。自治体の広報誌などで、地元でお買い物的なメッセージが時折発せられます。表立っては言いませんが、そのメッセージの背後には、この地域で住んでいるからには、地元の商店を使うのが当たり前だ(義務)的な考えが潜んでいます。もちろん、私としてはそのような意見に組みするものではありません。良いと思えば使うし、そうでない場合は使わない。単純な判断です。

で、実際はどうなのか。正直なところこれまではあまり地元のお店で買い物をしたことはありません。特に飲食店に関しては、チェーン店を利用するのが多かったと思います。まあそれには理由があるのですけれども。

この前住んでいたところは、西武池袋線の沿線である石神井公園駅近くでした。この駅周辺は年がら年中工事をしているところであり、今もってこれからどのような駅前になるかもわかりません。特にがっかりするのは、駅前の工事により、良いなと思っていたお店が突然なくなってしまうことです。そのかわりに増えてきたのがいわゆるチェーン店ばかりなので、まあ満足するわけでもないですが、そのような飲食チェーン店を使っていたのでした。

最近、大泉学園に引っ越してきたのですが、多分これまで住んでいたところでは、一番ではないかと感じています。諸般の事情で石神井公園を離れた、大泉学園方面への引っ越しが決まった時は、正直なところ都落ちみたいに思っていたことは確かです。交通の弁で言えば、急行が停車する石神井公園の方がずっと便利だと思い込んでもいたわけですから。

住んでいたわけではないので詳しくはわかりませんが、大泉学園駅周辺も再開発されたと思います。駅も綺麗に整備されていますので。でも石神井公園駅周辺の再開発と違うのは、ある意味、再開発が中途半端だったことです。この中途半端さが逆に今の世の中では貴重なものになったのかもしれません。駅前の一角が混雑しており、そこに色々と面白いお店があるのですから。ただただ綺麗にするだけが脳である最近の再開発では、結局は店舗の借り賃が高くなり、地元で長年活動していたお店は消滅し、どこでも見かけるチェーン店的なものが入ってくることになってしまうわけです。

具体的な名前を出して申し訳ありませんが、その一角にある中華屋さんなんかは、中華バーミヤンで美味しいねなどと言っていていた自分たちが恥ずかしくなるぐらいのボリュームと本格的な味です。また別のところでは、お寿司屋さんもあり。これもチェーン店の回転寿司などとは比較にならないほどの充実ぶり。値段にしたって、チェーン店などよりもずっとリーズナブルでもあります。

選挙の時期が来ると、どの政治家もバカの一つ覚えのように地方活性化などと言っていますが、やることは結局は石神井公園駅の再開発事業のようなものではないでしょうか。大手資本だのみの開発。ですから、外部のある意味責任もない大手資本が逃げ出してしまうと、もうお手上げになってしまうわけです。大泉学園駅周辺にしても問題がないというわけではないと思いますが、少なくとも多様なお店が生き残ってまさに楽しい街にしていることは確かです。

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