ドナルド・キーン氏の死

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文学者であるドナルド・キーン氏が亡くなられた。人の死はいつもながら残念ですが、多くのことを成し遂げたまずは大往生と言っても良いのかもしれません。

ドナルド・キーン氏と言えば、やはり思い起こすのは、二人の悲劇的な作家です。川端康成と三島由紀夫です。三島氏はご存知の通り、市ヶ谷の自衛隊施設で壮絶な自決を遂げてしまいました。川端氏の場合は、ノーベル賞を受賞したのちに、こちらはガス自殺でした。

三島氏のことは、私自身が高校生の時であり、そのニュースも学校の誰かから聞いたものです。その時は詳しいこともわかりませんでしたが、何故かしら思ったのは、自殺したのは川端康成ではないかということです。何れにしても、川端氏と三島氏が近い関係にあったということで、そのような勘違いが自分に生じたのでしょう。

この二人の作家について語っていることが、東京新聞のサイトに掲載されていましたので、ここでご紹介したいと思います。

ノーベル賞と三島・川端の死
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/shitamachi_nikki/list/CK2014040902100024.html

どこかのテレビ番組でもやっていましたが、ノーベル賞に決まりかけていたのは三島氏であったのことです。キーン氏のこの記事ではその裏事情的な話が書かれており興味深いものです。川端氏としてはノーベル賞を思いの外で受賞することになり、逆にその後は苦しかったのでしょうか。三島氏の自決も大きな影響となったと思えます。

さてドナルド・キーン氏の文学的功績についても少し考察してみたいと思います。文学の門外漢である私がこのようなことを話すのもどうかとは思いますが、文学の良いところは誰でも自由な意見を持ち発表することがある意味当然のところにあるわけですから、まあ許される話だと自分ながらには思うわけであります。

日本文学の幻影を愛した人、というのが私の氏に対しての考えです。川端氏や三島氏の文学を高く評価する氏の考え方はどうしても理解することはできませんが、このように考えてみればある程度は納得できるような感じではあります。

今日は急な話でもあり思いついたままを羅列的に書いてしまいました。川端氏や三島氏の小説についても、好きではありませんが、いつかは読んでみたいと思う、現在です。

 

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